東日本大震災を機に、NPO法人マザーリンク・ジャパンを設立し、2011年より『子育て講座』を開催してきました。
子育ては本能だけに頼るものではなく、知識があるとないとでは、まったく違います。私自身、周囲の方々から教えていただいたことを、その通りに実践したら、子育ては楽しいだけで、楽ちんに、あっという間に終わってしまいました。
しかし、実際には、子育てに悩むお母さんが多いことを知り、私の知識を少しでもお役に立てたらと『子育て講座』を開催し始めると、ご参加いただいたお母さんたちから、「もっと早く知りたかったー!!」という声を沢山いただきました。
そんな声にお応えするために、今回は初めての試みとして『妊ママとパパ』の為に『こどもかいぎ』の上映会とセットで『プチ子育て講座』を開催することにいたしました。
2022年8月11日、映画『こどもかいぎ』に出逢いました。素晴らしい映画で感動しました。ドキュメンタリーです。子どもが産まれると忙しくなり、ゆっくり子育てについて学ぶ余裕もなくなります。できれば、子どもを持つ前のお母さんやお父さんに観ていただきたいと思いました。
マザーリンクのメンバー全員が首都圏在住にもかかわらず、ずっと東北で活動してきたこともあり、東北以外のお母さんたちとの繋がりがありません。妊娠中の比較的時間が取れる時期のママたちにご参加いただけたらと企画し、妊ママ・パパ160名をご招待することにしました。それにより、この事業の最初の1歩として、地域の妊産期のプレママ・プレパパと繋がりをつくりたいと思います。
監督もお呼びして、一緒に『子育てトーク』もしちゃいます。
欲張りですが、皆様のお力をお借りして、何とか叶えたいと思います。
また、虐待や育児放棄も増え続け、児童養護施設は虐待から逃れた子どもで定員を超え、廊下で寝かせられている子どもまでいます。とうとう、乳幼児は原則的に養護施設に入所できなくなりました。
ユニセフが2020年に発表した
こんな状況を、何とか変えたいと思いました。
それがこのプロジェクトを始める理由です。
先日、国会である議員さんが『日本は0歳児~2歳児までの親への子育て支援がほとんどない』とおっしゃってました。こういった意識を持った議員さんがいらっしゃることに希望を感じました。
しかし、国が制度を作り、実行に移すまでには何年も掛かりそうです。
不幸な子どもが増え続ける中、私たちはそれを待ってはいらせません。
それが、私たちがこのプロジェクトを始める理由です。
私たちは無力ではありません!!ご共感いただき、ご寄付というカタチで、未来を変えるこの活動に、ご参加いただけたら嬉しいです。
この国に生まれた全ての子どもが、幸せな子ども時代を過ごせるようにと願って、このプロジェクトをスタートしたいと思います。
多くの心理学者や脳科学者の研究により、不登校も引きこもりも、摂食障害や自傷行為も、依存症も、あらゆる精神疾患でさえも、幼児期の養育環境に要因があることが分かっています。
最新の研究では幼児期以上にお母さんのお腹にいる胎児期のお母さんの精神状態が生まれてからのその子の情緒に大きく影響することが分かっています。お腹に赤ちゃんがいる時にお母さんの気持ちが不安定だと、子どもが将来『心の課題』を持つリスクが大きくなるということです。
東日本大震災の被災地では、震災後不登校が増えましたが、実は震災後に生まれた子どもでも精神的に不安定な子どもが多く、今でも不登校率は高いままで、学校の先生方の頭を悩ませています。
また、虐待やネグレストも『お母さんの心の課題』と切っても切り離せない関係にあります。虐待するお母さん自身が『心の課題』を抱えていたり、自分の親から虐待を受けていたケースが多いのです。実際にマザーリンクが支援をしてきたお母さんたちの多くが、心の課題を抱えていたり、虐待被害者でした。
『心の課題』は連鎖しやすく、更にこれは、お母さんのお母さんの時代から続いていることが多く、お祖母ちゃまも『心の課題』を抱えていたということが少なくありません。『心の課題』は『虐待が連作する』のと同じように連鎖します。それはなぜか?多くの人が『育てられたように育ててしまうから』です。しかし、この連鎖は遺伝のような先天的なものではないので、断ち切ることができます。
本来、全ての子どもにとって、『子ども時代は幸せなもの』であるべきです。残念ながらそうではない子ども達が沢山いると思うと、本当にいたたまれません。誰が悪いわけでもありません。お母さんたちも困っているのです。しかし、虐待も、子どもの精神疾患も、子どもの自殺も、親支援を充実させることで減らすことができるのです。
虐待も子どもの自殺も精神疾患も、お母さんへの支援をすることで防ぐことができます。
このような子どもを取り巻く悲劇的な状況を変える為にも、経済的にも精神的にも子どもを安心して生み育てられる日本にするためにも、お母さんの心のケアと子育てについて学べる場をつくり、『妊婦の頃からのママパパ支援』を充実させる必要があります。
幼児期に『幸福感という感情を育てる』ことはとても大切で、それが将来的にその子が『心の課題』を持つリスクを軽減し、不登校や引きこもり、精神疾患や自殺、虐待や育児放棄の予防に繋がるだけでなく、自己肯定感を育み、幸福感を感じる子どもに育てることに繋がります。
これから生まれる子どもたちの未来のために、比較的ゆったりした時間がある妊産期のプレママやプレパパを対象に子育て支援事業をスタートしたいと思います。
子どもたちの未来が明るいものとなりますように。
僕も一児の父ですが、一つの命を産み育てるって、とてつもない偉業ですよね。しかも、それが、約20年続くわけですし、育った大人たちが国を作るわけですから、「子育ては国育て」と言っても過言じゃない。産前・産後ケアは、新しいいのちを生んでくれた、すべてのママへのお礼であり、感謝の気持ちであり、未来へのエール。すべてのママへ、感謝と元気、そして希望を届け、そしてママが笑顔で子育てができる社会を創りたい!「ママに優しい国」が「子どもに優しい国」、そして「国民に優しい国」につながると思うのです。 そんなママたちを陰ながら支えるMother Link Japanさまの活動、そして、今回の挑戦を心より応援しています!!
僕も一児の父ですが、一つの命を産み育てるって、とてつもない偉業ですよね。しかも、それが、約20年続くわけですし、育った大人たちが国を作るわけですから、「子育ては国育て」と言っても過言じゃない。産前・産後ケアは、新しいいのちを生んでくれた、すべてのママへのお礼であり、感謝の気持ちであり、未来へのエール。すべてのママへ、感謝と元気、そして希望を届け、そしてママが笑顔で子育てができる社会を創りたい!「ママに優しい国」が「子どもに優しい国」、そして「国民に優しい国」につながると思うのです。 そんなママたちを陰ながら支えるMother Link Japanさまの活動、そして、今回の挑戦を心より応援しています!!
1.活動費<約687万>
◇映画上映&トークイベント開催 70万
◇ 『Happyを育てる子育て講座』(半期6回開催) 60万
◇事務局経費:282万(家賃、通信費、消耗品等)
◇事務局人件費:約240万
◇クラファンシステム構築費 35万
2.手数料<約24.5万>
目標額700万×3.5%+税
■■■合計 711.5万■■■
※うち700万円を今回の目標額とします
私たちは子どもを取り巻く環境を何とかしたいと思い、親への支援活動してきましたが、コロナウイルス感染拡大により日本中で経済的不安が広がる中、寄付が激減し、活動がままならない状況が続いておりました。世田谷区三軒茶屋にあったマザーリンクのオフィスも一旦閉鎖し、今は皆で集まって活動する場所もありません。それぞれが在宅で事務作業のみを行うような状態が続いております。
この事業や、コロナ禍で保留となっていた事業を復活させるためには、仲間で集まれるオフィスがどうしても必要です!多くの人がオンラインだけでなく、コロナ禍で『実際に会って心を通い合わせることの大切さ』を実感した3年だったと思います。
2/18 上映会参加プレママ・プレパパ募集開始
3/1-3/18 プレママ・パパへの上映会チケット送付(メール)
3/16 目標額達成
3/17 寄付者への上映会チケット送付(メール)
3/19 上映会開催
4月以降 毎月『子育て講座』開催
2024年1月 受領書発送
※2023年にご寄付をいただいた場合でも、受領書の発行は2024年1月初旬となります。
※法人様からのご寄付はこの限りではありません。決算日に合わせて発行可能です。
■マンスリーサポーターになる
お礼状、寄付証明書、活動報告書
※発送は2024年1月となります。
■通常の寄付
お礼状、寄付証明書、活動報告書
※発送は2024年1月となります。
2019年12月に認定NPO法人となったこともあり、返礼品なしの寄付プランが中心でございます。受領書はご寄付いただきました翌年の1月にお送りいたします。確定申告することで最大で寄付金額の約50%の寄付控除を受けることができます。詳しくは最寄りの税務署にお問い合わせください。
※受領書はご寄付いただいた年の翌年1月にご送付いたします。
東日本大震災を機に、NPO法人マザーリンク・ジャパンを設立し、2011年より『子育て講座』を開催し、2012年からは6年半陸前高田の仮設住宅に住みながら、『子どもの貧困対策』として『ひとり親家庭支援』を開始し、2016年より『不登校・引きこもり解消支援』等を行ってまいりました 。
コロナウイルスの拡大以降、東北の支援も儘ならない状況が続いておりましたが、東北での支援経験を活かし、全国の妊ママたちの支援ができたらという思いで、このプロジェクトを企画しました。まずは皆さまのお力をお借りして、拠点がある首都圏からスタートできたらと考えております。