設立理念
Our Poricy
マザーリンク・ジャパンは、震災後に活動を始めた団体です。
いつの時代でも、どこに生まれても ─
全ての子どもにとって、子ども時代が幸せなものであるように。
母親であることに幸福感を感じ、誇りを持てる社会であるように。
子育て支援
世界の戦争や紛争のある地域では、常に女性と子どもが犠牲になります。日本はそのような地域から比べると平和ですが、戦争や紛争がなく、経済的に豊かな家庭であっても児童虐待が存在したり、育児放棄される子どもがいたり、引きこもりやニートの若者が増えるなど豊かさゆえの問題があり、全ての子どもが、そして母親が幸せであるとは言いえない場合も少なくありません。
母と子の関係ほど人の一生に大きな影響を与えるものはなく、児童虐待の連鎖、不登校や引きこもり、ニートやうつ病でさえ、子ども時代の母親との関係が大きく影響していると言われています。
子どもが幸せな子ども時代を過ごすには、まず母親の心の安定が必要です。子育ては本能だけに頼るべきものではなく、楽しく子育てをするためには知識や知恵も欠かせません。子育ては家庭の中だけの問題ではなく、地域が活性化し、コミュニティが機能し、地域全体で子どもを育てるという考えも大切です。
地域コミュニティが希薄になり、核家族や共働き、ひとり親家庭が増える中で、母親に掛かる負担は一層重くなっています。
子どもが幸せな子ども時代を過ごせるために、母親が母親であることに幸福感を感じ、誇りを持って子育てができるように、あらゆる方面から子育て支援をしようと考えています。
少子化対策
メディアでは子どもを持つことの大変さばかりが伝えられ、益々少子化に歯止めがかかりません。大変さばかりに目を向けるのではなく、子どもを持つ素晴らしさも伝えていくことが大切です。
子どもを持つことの素晴らしさは大人にだけでなく、子どもの頃から伝えていくことが大切だと考えています。
地域ネットワークの再生
被災地の復興なくして、子どもたちに明るい未来はない。
特にこれから数年は、被災地での地域ネットワークの再生に力を入れたいと考えています。NPOマザーリンク・ジャパンではそれらの再生を軸に活動いたします。
特定非営利活動法人マザーリンクジャパン
代表:寝占 理絵 (ねじめ りえ)