全てはこの国の子どもたちの未来のために | NPO法人マザーリンク・ジャパン

子どもの貧困

日本の子どもの6人に一人が貧困です。
これは先進国でもっとも高い数字です。
日本では、子どもの貧困=母子家庭の貧困です。

災害による困窮

そして、日本は災害大国です。
災害時、どうしても子どもたちのことが
後回しにされがちです。
私達は被災地のひとり親家庭の支援を通して、
『子どもの貧困』と向き合ってきました。

不登校・引きこもり

被災地の不登校の子どもは震災前の5倍。
今でも心のケアが必要な子ども達が大勢います。
震災後から5倍に増えた不登校の子どもたち。

困難な状況にある
この国の子どもの
問題を解決したい

私たちは見捨てない。
私たちは諦めない。

Mother Link Japanマザーリンク・ジャパン

災害大国ニッポン。
災害時、どうしても子どもたちのことが
後回しにされがちです。
私達は被災地のひとり親家庭の支援を通して、
『子どもの貧困』と向き合ってきました。

これは全て私たちが実際に
支援をしていたご家庭の実話です。

『子ども三人いて仮設に入居してから、3年間“ずっと一日一食だった”』

『子ども5人。一日一食の生活がずっと続いた。
何度も心中しようと思ったけど、誰の首から絞めようって考えているうちに夜明ける。
子どもが多かったから死なずにすんだ』

『遺児家庭にある支援なく、私が死ねばこどもを進学させられたのに。』

『 5歳の子どもを持つ20代のシングルマザー。
痴呆で徘徊する曾祖母の介護をしていた祖母が津波で亡くなった。
家事も子育ても介護も一人でやる。
様子を見に、配達の仕事の合間に仮設と仕事を日に何度も往復する日が続いた。
特養もいっぱいで入れない。
昨年夏、とうとう続かなくなり仕事を辞めた。
彼女の収入は児童扶養手当と子ども手当だけ』

被災地の不登校の子どもは震災前の5倍。
今でも心のケアが必要な子ども達が大勢います。
震災後から5倍に増えた不登校の子どもたち。

被災地域のひとり親家庭の支援を続けるうちに、
『不登校や引きこもりの子ども』が多い事に気が付きました。

震災から8年経ち、前向きな報道が増えましたが、
子どもたちの3.11はまだ終わっていません。

あなたは知っていますか?
震災から8年たった今でも学校に通えないままの子どもたちがいることを。
地元の新聞の発表では震災後、被災地の不登校は2.5倍。
お母さんたちの話によると当時は5倍。
1クラスに5人も不登校の子どもがいるクラスもあったそうです。

津波でPTSDになり不登校の子どもが増えました。
私たちはこのことを『ひとり親家庭』支援の中で知りました。
放っておくわけにはいかないと動き始めたのは2015年9月のことです。

これらは全て私たちが実際に出会ったご家庭の話です。

震災当時小1だった女の子。
PTSDの影響で7年たった今でも学校に通えないままでいます。
同じ年頃の子どもの中で成長する大切な時期を丸ごと失ったまま、
災害公営住宅で8年が過ぎました。
本来ならこの春高校一年生です。母子家庭の子どもです。
子どもが一人で居られない為に、
シングルマザーのお母さんは働きに出られずに生活に困窮していました。

中三で被災した男の子。
高校に入学し夏休み明けの二学期、中学校の制服を着て学校に行きました。
彼の中では中学一年の二学期から高校一年の夏休みまでの記憶が消えていたそうです。
学校に行くと周りは知らないクラスメートばかり。
パニックになりました。そして学校に行けなくなりました。

高校一年生の女の子。
自営のお父さんの職場が負債を残したまま流され、
事業立て直しの為に更に負債を抱え、家に時間も減りました。
収入も減り、家に帰っても苛立ち、いつも難しい顔をしています。
そんなお父さんの態度にお母さんが情緒不安定になりました。
そしてそれが伝染するように、高校一年の女の子が不登校になりました。
マザーリンクの支援で今では学校に行けるようになりました。

その他にも、震災の影響により心のケアが必要な子どもが大勢いました。
「お母さんがいないと1人で仮設住宅で留守番出来ない」といった子どもが沢山。
そういった子どもたちの中には不登校ぎみの子どもが多かったようです。
毎晩叫び声をあげる子ども、狭い仮設の中を狂ったように走り回る子など
、不可解な行動をする子どもの話を沢山聞いてきました。
全て人づてに聞いた話ではなく、直接お母さんやお父さんから聞いた話です。

学校も子どもの心のケアに力を入れてきました。
それで大勢の子どもが救われたと聞いています。
しかし、家から出られないような子どもには支援は届きにくく、
更に中学を卒業する年齢を過ぎると、どこからの支援もなく放置された状態が続いています。

私たちはひとりの子どもも見捨てたくありません。

全国的にも不登校の子どもの多くが引きこもりになり、
社会に馴染めない状況が続きます。
40代の引きこもりが問題になっていることは皆さんご存知だと思います。
不登校は少しでも早いうちに解決することが大切です。

“外に出られたら“、
その子どもには素晴らしい人生があるに違いありません。
人生はいろいろあります。悲しいことも嬉しいことも
。そういったことも含めて、人生は素晴らしいと知って欲しい。
”生きる“とは寝て起きて、ご飯を食べて、というだけではありません。
社会に出て、迷惑を掛けたり掛けられたり、
助けられたり助けたり、人の輪の中で生きることにあるはずです。

日本では、子どもの貧困=母子家庭の貧困です。
私たちの理想は私たちの支援が必要なくなる社会を創ること。
私たちは困窮状態にある子どもを見捨てません。

私たちが子どもたちに伝えたいのは“生きることの素晴らしさ”です。
“いろいろあっても、人生は素晴らしい”と知って欲しい。
どうかこの先、一生引きこもりの生活が続くことがありませんように。

それが私たちの願いです。